2009年02月02日
Google Chromeのブックマークレットに好みのfaviconを割り当てる方法
Google ChromeのStableチャンネルでもそろそろGreasemonkeyが標準サポートされそうですね。それをきっかけにFirefoxのユーザーが本格的に乗り換えそうな気がします。
私はブラウザのブックマークバーにアイコン(favicon)だけ表示してるのですが、Google Chromeだとブックマークレットにアイコンを表示できない(白紙のアイコンが表示される)ので困ってました。
いろいろ調べたところ、ブックマークレットに好みのアイコンを表示できるようになったので、以下にやり方のメモを書いておきます。
一言で言うと、「特定のフォルダにURLとfaviconのデータがSQLiteデータベースに保存されているので、faviconを用意して、PerlスクリプトでそのDBを修正」します。
続きを読む2009年01月19日
株券電子化で外国人保有制限銘柄の外国人保有率が日々公開化
今年に入って実施された株券電子化に伴って、外国人保有制限銘柄の外国人直接保有比率が毎日公表されるようになってますね。CSV形式で最大3年分、時系列でダウンロード可能です。
ほふり / 外国人保有制限銘柄の期中公表
外国人保有制限銘柄とは、「航空法」「電波法」「放送法」「NTT法」等により、外国人等の保有比率が一定割合に制限されている銘柄のこと。
大量保有報告書等もこのような形とかで提供されると嬉しいのですが…^^
また、株券電子化の見えるメリットとして、配当金の受取りも証券会社によっては証券口座や金融機関に直接入金してもらえるようになったので、とてもありがたいです。
ほふり / 外国人保有制限銘柄の期中公表
外国人保有制限銘柄とは、「航空法」「電波法」「放送法」「NTT法」等により、外国人等の保有比率が一定割合に制限されている銘柄のこと。
大量保有報告書等もこのような形とかで提供されると嬉しいのですが…^^
また、株券電子化の見えるメリットとして、配当金の受取りも証券会社によっては証券口座や金融機関に直接入金してもらえるようになったので、とてもありがたいです。
2008年08月03日
XBRLデータの活用方法の検討状況
EDINET、TDnetともにXBRLによる開示が始まってますが、
みんな活用されているのでしょうか…。
ここ最近、TDnetで決算サマリと業績/配当予想の修正のXBRLを
よく目にするようになって来たので、入手可能なデータや構造を
把握するために、XBRLで開示された業績修正データ処理してみました。
業績予想修正情報(2008/07/07以降分)
ヘッダーをクリックすれば、その項目毎にソート出来るので、
ここ1ヶ月の動向を掴みやすいかもしれません。
XBRL自体は、基本は、各項目(売上とか)ごとに、特定の時点/期間の
データが格納されていて、+αで順番や階層などの構造化/可視化情報が
あるイメージですね。
確かに、一度手順を確立してしまえば、データの分析が
非常に楽になると感じましたが、これで分析が完結するわけでも無く…。
BS/PL/CFの詳細データも早くXBRLで開示されるようになれば
一気に用途が広がると思うのですが、用意する方は大変ですよね…。
EDINETコード検索とかと連携させる前に、
もうちょっと使い方をじっくり考えたいと思います。
みんな活用されているのでしょうか…。
ここ最近、TDnetで決算サマリと業績/配当予想の修正のXBRLを
よく目にするようになって来たので、入手可能なデータや構造を
把握するために、XBRLで開示された業績修正データ処理してみました。
業績予想修正情報(2008/07/07以降分)
ヘッダーをクリックすれば、その項目毎にソート出来るので、
ここ1ヶ月の動向を掴みやすいかもしれません。
XBRL自体は、基本は、各項目(売上とか)ごとに、特定の時点/期間の
データが格納されていて、+αで順番や階層などの構造化/可視化情報が
あるイメージですね。
確かに、一度手順を確立してしまえば、データの分析が
非常に楽になると感じましたが、これで分析が完結するわけでも無く…。
BS/PL/CFの詳細データも早くXBRLで開示されるようになれば
一気に用途が広がると思うのですが、用意する方は大変ですよね…。
EDINETコード検索とかと連携させる前に、
もうちょっと使い方をじっくり考えたいと思います。
2008年03月21日
新EDINETの使い方メモ
3月17日にスタートした新EDINETですが、検索機能やJava強制等が改善される一方で、従来の機能が違う名前になっていたりして、使い方に戸惑い、寄り道してしまう方が続出するように思えます。
そこで、使い方がすぐ分からずに試行錯誤しところをメモとしてまとめました。
1. 特定銘柄に対する大量保有報告書を調べるには?
従来、「受信書類」で調べていた「特定銘柄に対する大量保有報告書」ですが、
名前が変わっています。
左側一番下の「発行者検索」から5%ルールが出ていないか調べたい会社の
EDINETコード等を入力して調べます。
つまり、同一銘柄の有価証券報告書と受信した大量保有報告書の2つを
調べたい場合、それぞれ会社の検索から初める必要があります。
2. 当日提出された全ての書類を調べるには?
従来、「当日提出書類一覧」で1クリックで調べていたものですが、
少しだけ面倒になっています。
左側真ん中の「提出書類検索」から期間(提出日)を
「現在から当日まで検索」として調べます。
3. 前の画面に戻るには?
私はついついブラウザの「戻る」を使うのですが、
そうすると「有効期限が切れた」と怒られてしまい、
「リロード」すると、「規定外画面遷移が検出されました」と怒られます。(^^;
戻りたい場合は、必ず「<< 戻る」ボタンを使う必要がありそうです。
無い場合は、左側のメニューから使いたい機能のリンクを
クリックするのがベターでしょうか。
4. 新EDINETをブックマークするには?
こちらが公式トップページですが、毎回テラメントの警告を眺めつつ
下へ下へとスクロールする必要があり面倒です。
http://info.edinet-fsa.go.jp/
そこで、有価証券報告書等を閲覧するボタンを押した場合に飛ぶ
下のページ(URL)に直接リンクを張る方が効率的と思われます。(1クリック節約)
https://info.edinet-fsa.go.jp/E01EW/BLMainController.jsp?uji.verb=W1E62010YuKaBtn&uji.bean=ee.bean.EEW1E62030IBean&PID=currentPage&TID=W1E62030
ただし、システムメンテナンス等のお知らせをスキップすることになるので、
各自の判断でご使用下さい。
5. その他
従来、可能だった「EDINETリンク」は、Javascriptベースでは提供できなくなってしまいました。
次のページ移るための鍵が、HTMLの中にも埋め込まれているため、
その鍵を取得しようとすること自体が、ブラウザの脆弱性を探すことと
等価になってしまうので、諦めました。
なお、EDINETコード検索で提供している機能は、引き続き使用できます。
そこで、使い方がすぐ分からずに試行錯誤しところをメモとしてまとめました。
1. 特定銘柄に対する大量保有報告書を調べるには?
従来、「受信書類」で調べていた「特定銘柄に対する大量保有報告書」ですが、
名前が変わっています。
左側一番下の「発行者検索」から5%ルールが出ていないか調べたい会社の
EDINETコード等を入力して調べます。
つまり、同一銘柄の有価証券報告書と受信した大量保有報告書の2つを
調べたい場合、それぞれ会社の検索から初める必要があります。
2. 当日提出された全ての書類を調べるには?
従来、「当日提出書類一覧」で1クリックで調べていたものですが、
少しだけ面倒になっています。
左側真ん中の「提出書類検索」から期間(提出日)を
「現在から当日まで検索」として調べます。
3. 前の画面に戻るには?
私はついついブラウザの「戻る」を使うのですが、
そうすると「有効期限が切れた」と怒られてしまい、
「リロード」すると、「規定外画面遷移が検出されました」と怒られます。(^^;
戻りたい場合は、必ず「<< 戻る」ボタンを使う必要がありそうです。
無い場合は、左側のメニューから使いたい機能のリンクを
クリックするのがベターでしょうか。
4. 新EDINETをブックマークするには?
こちらが公式トップページですが、毎回テラメントの警告を眺めつつ
下へ下へとスクロールする必要があり面倒です。
http://info.edinet-fsa.go.jp/
そこで、有価証券報告書等を閲覧するボタンを押した場合に飛ぶ
下のページ(URL)に直接リンクを張る方が効率的と思われます。(1クリック節約)
https://info.edinet-fsa.go.jp/E01EW/BLMainController.jsp?uji.verb=W1E62010YuKaBtn&uji.bean=ee.bean.EEW1E62030IBean&PID=currentPage&TID=W1E62030
ただし、システムメンテナンス等のお知らせをスキップすることになるので、
各自の判断でご使用下さい。
5. その他
従来、可能だった「EDINETリンク」は、Javascriptベースでは提供できなくなってしまいました。
次のページ移るための鍵が、HTMLの中にも埋め込まれているため、
その鍵を取得しようとすること自体が、ブラウザの脆弱性を探すことと
等価になってしまうので、諦めました。
なお、EDINETコード検索で提供している機能は、引き続き使用できます。
2008年03月15日
3/14 日経225・東証1部・2部・JASDAQの連結PER 直近6ヶ月間推移
2008年02月10日
新EDINETへの移行に関するメモ
投資家が有価証券取引報告書や大量保有報告書を閲覧するのに使用しているEDINETですが、現行EDINETは、XBRL導入開始に伴い、今年の3月17日から新EDINETに移行される予定です。
簡単に気になるポイントを備忘録としてまとめましたので興味のある方はご覧下さい。
1. 新EDINETへの移行時期
平成20年3月17日(約1ヶ月後)
2. 閲覧用HPの新アドレス
http://info.edinet-fsa.go.jp/ (まだアクセス不可)
3. EDINETコード体系の変更
・平成19年度以前の書類提出に使われたEDINETコードは変更され、
新たなEDINETコードが付与される。
・ファンド情報はファンドコードとして分離される。
・新EDINETでは、会社が複数のファンドを運用している場合、
ひとつのEDINETコードに複数のファンドコードが関連付けられる。
・連名提出者もEDINETコードの取得が必要になる。
・EDINETコード例:E12345 (1文字目がE。5桁の数字が続く)
・ファンドコード例:G12345 (1文字目がG。5桁の数字が続く)
4. 提出書類のフォーマット
・提出書類は、現行EDINETと同様にHTMLベース。
一部の様式では、財務諸表部分をXBRLデータで提出。
ただし、平成20年4月1日以降開始された事業年度等に関する報告書のみ適用。
・HTMLファイルの文字コードは、S-JISからUTF-8へ。
5. 検索・閲覧方法
・提出者の検索は、EDINETコードと名称などから。
残念ながら証券コードで検索は出来ない模様…。
・書類一覧でXBRLデータがある場合は、その行にチェックボックスがあり、
それをチェックして、XBRLダウンロードボタンを押せば、取得できる。
・HTMLデータの閲覧は従来通りJava経由とPDF。
Windows XP SP2、VistaとIEの組み合わせ以外は動作保証無し。
簡単に気になるポイントを備忘録としてまとめましたので興味のある方はご覧下さい。
1. 新EDINETへの移行時期
平成20年3月17日(約1ヶ月後)
2. 閲覧用HPの新アドレス
http://info.edinet-fsa.go.jp/ (まだアクセス不可)
3. EDINETコード体系の変更
・平成19年度以前の書類提出に使われたEDINETコードは変更され、
新たなEDINETコードが付与される。
・ファンド情報はファンドコードとして分離される。
・新EDINETでは、会社が複数のファンドを運用している場合、
ひとつのEDINETコードに複数のファンドコードが関連付けられる。
・連名提出者もEDINETコードの取得が必要になる。
・EDINETコード例:E12345 (1文字目がE。5桁の数字が続く)
・ファンドコード例:G12345 (1文字目がG。5桁の数字が続く)
4. 提出書類のフォーマット
・提出書類は、現行EDINETと同様にHTMLベース。
一部の様式では、財務諸表部分をXBRLデータで提出。
ただし、平成20年4月1日以降開始された事業年度等に関する報告書のみ適用。
・HTMLファイルの文字コードは、S-JISからUTF-8へ。
5. 検索・閲覧方法
・提出者の検索は、EDINETコードと名称などから。
残念ながら証券コードで検索は出来ない模様…。
・書類一覧でXBRLデータがある場合は、その行にチェックボックスがあり、
それをチェックして、XBRLダウンロードボタンを押せば、取得できる。
・HTMLデータの閲覧は従来通りJava経由とPDF。
Windows XP SP2、VistaとIEの組み合わせ以外は動作保証無し。
2008年02月09日
東京証券取引所の立会日、休場日に関するメモ
備忘録ですが、過去も含めて東証の休場日は以下の通りです。
(2)、(3)、(4)は、祝日法等を参照。
(6)は、今後見直されそうな気がしますね。
(1)日曜日
(2)国民の祝日(含:皇室慶弔行事に伴う休日)
(3)振替休日
(4)国民の休日
(5)土曜日
〜1983年7月:第3土曜日
1983年8月〜:第2土曜日
1986年8月〜:第2、第3土曜日
1989年1月〜:第1、第2、第3土曜日
1989年2月〜:全土曜日
(6)年始3日間
(7)年末X日間
〜1988年:12/29、12/30、12/31の3日間
1989年〜:12/31のみ
(2)、(3)、(4)は、祝日法等を参照。
(6)は、今後見直されそうな気がしますね。
(1)日曜日
(2)国民の祝日(含:皇室慶弔行事に伴う休日)
(3)振替休日
(4)国民の休日
(5)土曜日
〜1983年7月:第3土曜日
1983年8月〜:第2土曜日
1986年8月〜:第2、第3土曜日
1989年1月〜:第1、第2、第3土曜日
1989年2月〜:全土曜日
(6)年始3日間
(7)年末X日間
〜1988年:12/29、12/30、12/31の3日間
1989年〜:12/31のみ
2008年01月26日
テラメント株式会社が提出した偽の大量保有報告書
巷で話題になっている1/25(金)付のテラメントの5%ルールですが、
手っ取り早く実物を見たい方のために下記URIに記念として
保管しておきました。興味ある方はご覧下さい。
実物を見ていただければ分かると思うので、これ以上のコメントは無用かなと…。(^^;
XBRLで提出するようになれば、チェックが容易になってこういう事例はきっと減って行くのでしょう。
テラメント株式会社が提出した偽の大量保有報告書
(時刻は、本文に記録されている最終保存時刻)
続報ですが、今回の犯人は、EDINETに提出する前に、
アンサイクロペディアに「テラメント」というページを作成し、
会社の概要やグループ企業についての記述を行っていた模様です。
同ページの新規作成時刻は、14:20。14:58まで同一IPから編集。
UTCなので実際には23:20の作成なので誤解でした。m(_ _)m
手っ取り早く実物を見たい方のために下記URIに記念として
保管しておきました。興味ある方はご覧下さい。
実物を見ていただければ分かると思うので、これ以上のコメントは無用かなと…。(^^;
テラメント株式会社が提出した偽の大量保有報告書
トヨタ自動車 | 表紙 | 本文 13:48 |
日本電信電話 | 表紙 | 本文 13:44 |
ソニー | 表紙 | 本文 13:46 |
三菱重工業 | 表紙 | 本文 13:53 |
アステラス製薬 | 表紙 | 本文 15:36 |
フジテレビジョン | 表紙 | 本文 13:52 |
アンサイクロペディアに「テラメント」というページを作成し、
会社の概要やグループ企業についての記述を行っていた模様です。
同ページの新規作成時刻は、14:20。14:58まで同一IPから編集。
UTCなので実際には23:20の作成なので誤解でした。m(_ _)m
2007年12月09日
日経平均採用銘柄の値動き(30日間)を自己組織化マップで分類
自己組織化マップ(SOM)を勉強してみようと思い、
ネットで情報収集して試しに日経平均に採用されている
225銘柄の直近30日間の値動きを分類してみました。
決め打ちで1000回しか学習させてないのですが、
興味のある方は分類結果をご笑覧下さい。
日経平均採用銘柄の値動き(30日間)を自己組織化マップで分類
銘柄名の上にマウスを持っていくと、小チャートを
ツールチップのように表示するようにしました。
ネットで情報収集して試しに日経平均に採用されている
225銘柄の直近30日間の値動きを分類してみました。
決め打ちで1000回しか学習させてないのですが、
興味のある方は分類結果をご笑覧下さい。
日経平均採用銘柄の値動き(30日間)を自己組織化マップで分類
銘柄名の上にマウスを持っていくと、小チャートを
ツールチップのように表示するようにしました。
2007年09月09日
郵貯の日本株・外国株・外国債売り
左の図は、2005年度以降の郵貯資金の運用状況です。
預貯金残高の減少と共に運用総額も減少し、財投の預託金が順調に減る一方で、国債(JGB)の残高が増加しています。
ここまでは当り前の内容かと。
今まで知らずにいて驚いたのが、左の図です。
外国債と金銭の信託(信託銀行や投資顧問経由での国内外株式・債券運用分)の残高のみを表示して見ると、様相が異なります。
今年(2007年)に入ってから残高が激減しています。7月末時点で3兆円以上と半分以下に減っています。
運用委託先のセクター配分を見てもTOPIXとほぼ同じですし、パフォーマンスよりもポジションを縮小の影響が大きいと思われます。
理由は、10月からの民営化以降に、民営化前の貯金に対する運用方法に適用される郵便貯金・簡易生命保険管理機構法(第二十八条)にて、外国債と株式運用が許可されていないためと思われます。
簡保の運用方法は第二十九条で規定されており、こちらは郵貯と異なり外国債と株式運用が可能で、上の図のような急激な残高減少は起きていません。
まとめると、以下のような感じかと。
9月末までは、郵貯の日本株・外国株売り、外債売りが継続する。
10月以降は、新たに獲得した預貯金は上記法律の適用外のため、徐々に新たな独自のアセットアロケーションに基づき運用されていく。
ちなみに、郵貯が投資一任契約を結んでいる投資顧問は、
シュローダー投信、大和住銀投信、日興AM、
三井住友AM、ブラックロック、UFJAMです。
預貯金残高の減少と共に運用総額も減少し、財投の預託金が順調に減る一方で、国債(JGB)の残高が増加しています。
ここまでは当り前の内容かと。
今まで知らずにいて驚いたのが、左の図です。
外国債と金銭の信託(信託銀行や投資顧問経由での国内外株式・債券運用分)の残高のみを表示して見ると、様相が異なります。
今年(2007年)に入ってから残高が激減しています。7月末時点で3兆円以上と半分以下に減っています。
運用委託先のセクター配分を見てもTOPIXとほぼ同じですし、パフォーマンスよりもポジションを縮小の影響が大きいと思われます。
理由は、10月からの民営化以降に、民営化前の貯金に対する運用方法に適用される郵便貯金・簡易生命保険管理機構法(第二十八条)にて、外国債と株式運用が許可されていないためと思われます。
簡保の運用方法は第二十九条で規定されており、こちらは郵貯と異なり外国債と株式運用が可能で、上の図のような急激な残高減少は起きていません。
まとめると、以下のような感じかと。
9月末までは、郵貯の日本株・外国株売り、外債売りが継続する。
10月以降は、新たに獲得した預貯金は上記法律の適用外のため、徐々に新たな独自のアセットアロケーションに基づき運用されていく。
ちなみに、郵貯が投資一任契約を結んでいる投資顧問は、
シュローダー投信、大和住銀投信、日興AM、
三井住友AM、ブラックロック、UFJAMです。